入社時のスコアは505点でした。500点未満は再試験だったのでホッと一安心したものの、同時に自分はこんなものなのかと失望したことを覚えています。時は流れ、幸運にも社費留学の機会を頂くことが出来ました。しかし、条件としてTOEIC 730点達成を言い渡されました。そんな私が1, 2ヵ月の勉強で条件を達成した方法をまとめます。
目標達成の戦略
限られた時間で効率よくスコアアップを図るために、各Partにおいて主に下記を実践しました。
Part | 内容 | 戦略 |
Part1 | 写真描写問題 | 得意Partであったため、特に対策なし |
Part2 | 応答問題 | Part専用の参考書を用いて、正答率を上げるテクニックを習得 |
Part3 | 会話問題 | 公式問題集を用いて、一定のペースで問題を解く練習 |
Part4 | 説明文問題 | 公式問題集を用いて、一定のペースで問題を解く練習 |
Part5 | 短文穴埋め問題 | Part専用の参考書を用いて、正答率を上げるテクニックを習得 |
Part6 | 長文穴埋め問題 | Part専用の参考書を用いて、正答率を上げるテクニックを習得 |
Part7 | 文書問題 | 公式問題集を用いて、時間配分を練習 |
Part別勉強法
Part1&2
「TOEIC L&R TEST パート1・2 特急 難化対策ドリル」「TOEIC L&R TEST パート1・2 特急Ⅱ 出る問 難問240」を単語帳のように何度も繰り返し練習しました。繰り返すうちに、問題を解くことに対する抵抗感が低減されていくように感じました。また、問題文の全てを聞き取ることが出来なくても、自信を持って正解を選ぶことができるようになっていったように思います。
Part3&4
「TOEIC L&R TEST 究極のゼミ Part 3&4」を1周して、Partの特徴を一通り掴んだ後は、「公式問題集」を使用して、一定のペースで問題を解く練習に取り組みました。途中悩んでペースが乱れると最悪の場合、後の方までズルズルと影響を及ぼしてしまいます。目標とするスコアに対して許容できるミスを予め念頭に入れておくことで、途中のミスがあまり気にならなくなりました。結果、最初から最後まで一定のペースで解けるようになり、スコアアップに繋がったように思います。
Part5&6
「文法特急シリーズ」と「単語特急シリーズ」を単語帳のように何度も繰り返して練習しました。TOEIC特有の問題に多く触れることで、短期間のうちにスコアアップしました。
Part7
「TOEIC L&R TEST 究極のゼミ Part 7」を1周して、Partの特徴を一通り掴んだ後は、「公式問題集」を使用して時間配分の練習をしました。1つの設問に対して1分の目安で解くことを心がけましたが、短期間でのスコアアップは厳しかったように思います。語学習得が本来そうであるように、小手先のテクニックだけでは通用しない部分もあることを痛感しました。
短期集中戦略の結果
限られた時間内でやれることは全てやって試験に臨みました。結果はジャスト730点。入社時の時のようにギリギリ基準を上回り、社費留学の挑戦権を獲得しました。このあと、TOEFLのスコアアップに苦しむのですが、この時はまだそんな未来のこともつゆ知らず。。
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