技術系大学院留学のためにはTOEFLのスコアが必要になってきます。120点満点で名門校なら100点、中堅校でも80点が要求されます。わたしの初回のスコアは51点。途方に暮れてインターネットを調べていたら、Andy先生というTOEFL界で有名な講師を見つけました。何人もの留学生を輩出しているとのことでしたが、受講のために必要な最低スコアが65点。まずは65点を目標とすることにしました。
65点への戦略
TOEFLはReading, Listening, Speaking, Writingの4技能がそれぞれ30点の計120点のテストになります。私は受験英語でも使っていたReadingとWritingが得意だったので、主にこの2技能を伸ばすことで65点を達成することを考えました。以下が私の初回スコアと65点取得戦略です。
技能 | 初回スコア | 目標スコア | 戦略 |
Reading | 16 | 20 | TOEFL特有の語彙を身に付ける |
Listening | 10 | 12 | TOEFLの問題形式に慣れる |
Speaking | 12 | 13 | テンプレートを覚える |
Writing | 13 | 20 | テンプレートを覚える |
Total | 51 | 65 |
各技能の勉強法
Reading
「TOEFL 英単語 3800」をひたすら暗記しました。難易度別にランク1から4まであるのですが、ランク3までで十分に高得点が狙えると言う巷での噂でしたので、ランク3までを対象として暗記に励みました。TOEFLに特化した語彙力の強化により、短期間でスコアアップを図ることができたと思います。また、他にも幾つかリーディング対策本を試してみましたが、あまり効果は無かったように思います。
Listening
TOEFL の Listening の問題では、Listening パートが5~6分続いた後に、内容に関する問題が6問出題されます。慣れないうちは、数分の英語を聞くだけで苦痛でしたので、とりあえず「ETS 公認ガイド TOEFL iBT」を一通り解いて、TOEFLの問題形式に慣れることを心がけました。
Speaking
TOEFL の Speaking に関しては、インターネット上に幾つもテンプレートが掲載されているので、自分に合うものを選んで覚えるようにしました。また、「TOEFL iBT テスト 必修フレーズ 100」を使用して、テンプレートの合間で使える表現を覚えるようにしました。しかし、覚えたからといって、本番でスラスラと話せるかというと、全然そのようなことはなかったです。
Writing
TOEFL の Writing に関しても、テンプレートがすぐに見つかるので、自分に合うものを選んで覚えるようにしました。また、「TOEFL テスト ライティング問題 100」を使用し、得点のポイントなどを抑えて、作文の際には意識するようにしました。Writing に関しては短期間でスコアアップを図ることができました。
65点取得戦略の結果
約4ヵ月間の勉強の末、65点 (Reading: 20点, Listening: 13点, Speaking: 16点, Writing: 20点, Total: 69点) を達成することが出来ました。 これにより、Andy先生の講義への門戸が開かれ、新たにあと半年間で80点達成という新たな目標にシフトすることができました。
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