わたしが普通自動車第一種運転免許の次に取得した国家資格です。大学時代に無線設備を使った実験をする研究室に所属していたのですが、その設備の運用のために必要ということで取得しました。当時の指導教官が「就職活動の際に、履歴書に書くことができる。」と言っていたので、前向きに試験に臨みました。
資格内容
陸上特殊無線技士には第一級から第三級まであって、できる範囲が異なります。
級 | 実施可能範囲 |
第一級 | 携帯電話の基地局や公共無線 |
第二級 | 衛星中継を行うテレビ設備やタクシー無線 |
第三級 | ドローンの操縦 |
試験内容
もうずいぶん昔の話なのでほとんど覚えていませんが、無線工学と法規の2教科だったと思います。参考書は買わずに研究室にあった過去問をひたすら解いて覚えた記憶があります。しかも、前日にクラスメートと研究室で徹夜で問題を出し合って、焦って覚えていたように思います。難易度は低いということでしたが、さすがに一晩だけだと時間は十分ではなかったように思います。無線工学については、高校物理と大学の電磁気学の知識があれば何とかなりますが、法規に関しては覚えないと正解は導き出せません。
合格点
無線工学と法規のそれぞれで60点満点中40点で合格です。12問中8問正解で合格です。わたしは2教科とも9~10点で合格だった気がします。クラスメートは5人くらいで一緒に受けに行きましたが、残念ながら1人落ちていました。やはり、一夜漬けはよくないです。
合格率
例年、約80%らしいです。私たちの合格率も80%でしたし。いまは受験料が5,600円らしいので、一発で合格したいですね。
まとめ
関連法規を覚える点が少し辛かったですが、晴れて第二級陸上特殊無線技士となりました。また、今回のことがきっかけで、無線技術士の国家資格のことを調査して、上位資格がたくさんあることを知り、いつかは最上位の「第一級陸上無線技術士」を取得したいと思うようになりました。これがわたしの資格取得の歴史の始まりとなる記念すべき日となりました。
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