技術系大学院出願・合格発表

技術系大学院留学

TOEFLとGREのスコアや日本の大学のGPAに基づき、出願する大学のポートフォリオを名門校20%と中堅校80%にしようと決めました。早い大学は12月上旬から受付を開始しており、遅い大学は翌3月から開始するところもあります。合格発表は4月の上旬がメインですが、大学によって前後します。ここでは出願と合格発表を時系列に沿ってご紹介します。

1. University of Texas at Austin 出願

12月の初旬にまずテキサス大学オースティン校に出願しました。パブリックアイビーの一つであり、工学系は全米TOP10に入るようで、航空宇宙工学などで有名のようです。世界大学ランキングは40~60位くらいで日本でいうと京都大学くらいです。TOEFLの要件が80点だったのでとりあえず出願しましたが、あまり自信はありませんでした。テキサスと言えば、広くてメキシコに近くて冬は寒いという印象だったので、ここしか合格しなかったら行こうかなというくらいの気持ちでした。

2. University of Florida 出願

同じく12月初旬で、テキサス大学から1週間後くらいにフロリダ大学に出願しました。フロリダといえばディズニーの本場であり、もしここに入学したら何度もディズニーに行けるなどと想像しておりました。パブリックアイビーの一つで、最近は人気で倍率が上がっているようです。フロリダと言えば、とにかく暑いんだろうなというイメージだったので、ここしか合格しなかったら行こうかなというくらいの気持ちでした。が、TOEFLの要件が80点だったので出願。

3. Ohio State University 出願

12月中旬になるとオハイオ州立大学にも出願しました。ここもTOEFLの要件の割に世界大学ランキングが上位であったので出願しました。オハイオ州と言えば、五大湖に面している田舎というイメージしかありませんでしたが、一つも合格しなかったらシャレにならないと思っていて、少しでも受かる可能性があるところは出そうと意気込んで出願しました。このへんで少しずつアメリカの大学院入試の出願に慣れてきたように思います。

4. University of Washington 出願

同じく12月の中旬にワシントン大学に出願しました。シアトルなどがあるワシントン州の有名な大学です。ワシントン大学と言えば名門校のイメージがあり、また、少し寒いものの住みやすい街との噂を聞いていたので、本命の一つとして出願しました。

5. California Institute of Technology 出願

同じく12月の中旬にカリフォルニア工科大学(通称カルテック)を記念受験しました。カルテックはMITと並ぶ天才が集まる学校のイメージがあって、合格は期待していなかったものの、TOEFLの要件がなかったため、もしかしたらという気持ちもあって出願しました。

6. University of Massachusetts at Amherst 出願

12月も下旬に差し掛かった頃に、マサチューセッツ大学アマースト校に出願しました。よくマサチューセッツ工科大学(MIT)ですかと聞かれる大学ですが、別の大学になります。子供向けの絵本のはらぺこあおむしの生誕地として有名のようです。マサチューセッツ州は、年の半分以上が曇りの日だという噂を聞いたので、ここしか合格しなかったら行こうかなというくらいの気持ちでした。

7. University of Illinois at Urbana-Champaign 出願

年末にイリノイ大学アーバナシャンペーン校に出願しました。出願も一校一校大変で、このあたりから出願作業が嫌になってくる時もありましたが、一つも受からなかったらどうしようという恐怖心から無心に作業しました。イリノイ大学は工学系は全米TOP15に入る名門校のようですが、イリノイ州も五大湖に面する寒い州というイメージがあったので、ここしか合格しなかったら行こうかなというくらいの気持ちでした。

8. University of California Irvine 出願

年が明けて、1月中旬にUCアーバインに出願しました。アーバインはカリフォルニアの中でも治安が良い方で、気候も安定していて、それでいて名門校になるので、本命の一つとして考えておりました。当時、エンジェルスに在籍していた大谷選手もすぐ見に行けるということで、良いことづくめで合格したいと心から思った大学の一つでした。

9. University of Southern California 出願

同じく1月中旬に南カリフォルニア大学に出願しました。南カリフォルニア大学は金持ちが行く私立大学のようで、世界ランキングは京都大学と同じくらいです。ただ、大学の場所がロサンゼルスの中心地で、かなり治安が悪いというのがとても気になり、合格しても行かないかもと思いながらも出願した記憶があります。

10. Northeastern University 出願

同じく1月中旬にノースイースタン大学に出願しました。ノースイースタン大学はボストンにある私立で、最近急成長しているという噂の大学です。急成長しているということは、入りやすいうちに入っておけばお得かなという気持ちで出願しました。

11. University of Massachusetts at Amherst 合格

アメリカ大学院の合格発表は通常4月上旬だと聞いていたのですが、なんと1月下旬にマサチューセッツ大学から合格通知を頂きました。これにより、留学することが確定して、一安心したことを覚えています。

12. University of Pennsylvania 出願

合格通知を1つ頂き調子に乗った私は、記念受験としてアイビーリーグの一つであるペンシルベニア大学に出願しました。アイビーリーグであるのにも関わらずTOEFLの要件がなかったため、もしかしたら合格するかもという淡い期待を抱いていたのを覚えています。

13. Ohio State University 不合格

2月の上旬にオハイオ州立大学から通知が届いておりました。結果は不合格とのことでしたが、既に一つ合格通知をもらっていたので、あまりショックは受けませんでした。

14. Northeastern University 合格

一通り出願が終わって、あとは4月まで合格発表を気長に待とうと思っていた矢先、ノースイースタン大学から合格通知を頂きました。アマーストとボストンだったらボストンの方が良いなと思い、この時点で行くならノースイースタン大学かなと考えていました。

15. Texas A&M University 出願

ボストンよりはテキサスの方が良いと思い、テキサスA&M大学にも出願しました。テキサス大学オースティン校とライバル関係にある名門校のようです。ちなみにA&Mとは Agricultural and Mechanical の意味だそうで、テキサス農工大学とも呼ばれるそうです。

16. 続々と不合格

2月も下旬になりイリノイ大学アーバナシャンペーン、ワシントン大学、カルテック、ペンシルベニア大学、テキサス大学オースティン校、UCアーバインと立て続けに不合格通知が届きました。既に合格通知をもらってたから良いものの、さすがにこれだけ不合格通知を連続して受け取った時には心が傷つきました。合格通知は通常4月と聞いていたのですが、不合格通知はそれより早いことが多いという説を聞き、メールが来ないことを祈る日々が続きました。

17. University of Florida 合格

4月に入り、フロリダ大学から合格通知が届きました。久々の合格でうれしい気持ちになりましたが、行くならフロリダよりボストンかなと考えていました。

18. University of Southern California 合格

フロリダ大学から合格通知を頂いた日と同日に南カリフォルニア大学からも合格通知をもらいました。合格通知は主に4月に届くという説は正しいのかもしれません。

19. Texas A&M University 合格

5月末に最後のテキサスA&M大学の合格通知が届きました。メールの平文で届いた味気ないもので、Congratulations という感じは伝わってきませんでした。

20. まとめ

合否をまとめると下表のようになります。

大学結果
University of Texas at Austin不合格
University of Florida合格
Ohio State University不合格
University of Washington不合格
California Institute of Technology不合格
University of Massachusetts at Amherst合格
University of Illinois at Urbana-Champaign不合格
University of California Irvine不合格
University of Southern California合格
Northeastern University合格
University of Pennsylvania不合格
Texas A&M University合格

TOEFL80点でも中堅校の技術系大学院に幾つか合格することが分かりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました