ビジネスキャリア検定 (ロジスティクス編)

ビジネス系資格

メーカで働いていて、部品の在庫やリードタイムが気になる時がありました。一方で、自分の会社で作った製品を梱包・出荷する際の所要時間についても疑問に思う時がありました。そこで、わたしはそれらの要素について一つ一つクリアにしていきたいと思うようになり、行きついた先がビジネスキャリア検定でした。わたしにとっては未知の領域だったので、勉強法としては「標準テキスト」を読み込んで、一通り学習しました。

ビジネスキャリア検定について

ビジネスキャリア検定は以下のように複数の試験分野に分かれていて、1級~3級まであります。3級の試験分野及び試験区分は下表のとおりとなっています。幅広い分野に分かれていて、この中に私が学びたい「ロジスティクス」があったということになります。

試験分野試験区分
人事・人材開発・労務管理「人事・人材開発」、「労務管理」
経理・財務管理「経理(簿記・財務諸表)」、「経理(原価計算)」、「財務管理」
営業・マーケティング「営業」、「マーケティング」
生産管理「生産管理プランニング」、「生産管理オペレーション」
企業法務・総務「企業法務」、「総務」
ロジスティクス「ロジスティクス管理」、「ロジスティクスオペレーション」
経営情報システム「経営情報システム」
経営戦略「経営戦略」

ビジネスキャリア検定 ロジスティクス について

「ロジスティクス」の仕事とは、一般的には「物の輸送や配送、保管や荷役、包装・在庫管理等に関する仕組みづくりと管理・運営に関する仕事」と言われています。ビジネスキャリア検定ではこの分野を二つの試験に区分しています。

ロジスティクス管理

ロジスティクス企画、生産・販売計画・在庫状況等を調整する需給管理、注文状況等を把握する業務管理に従事している方を対象とした試験のようです。試験範囲は以下の通りと示されています。

Ⅰ. ロジスティクス管理の概要
 1. 物流の概念と物流管理
 2. 物流サービス管理
 3. 物流政策と関連法規
Ⅱ. 在庫・システム・コスト管理の概要
 1. 物流システム管理
 2. 在庫管理
 3. 物流コスト管理
Ⅲ. ロジスティクス情報システムの概要
 1. ロジスティクス情報システムの基礎
 2. 業務別ロジスティクス情報システム

ロジスティクスオペレーション

荷役・保管・流通加工・包装、輸配送管理業務に従事している方を対象とした試験のようです。試験範囲は以下の通りと示されています。

Ⅰ. 輸送包装・荷役・保管の概要
 1. 包装
 2. ユニットロードシステム
 3. 荷役・MH (Material Handling)
 4. 保管
 5. 荷役機器及び保管機器
 6. 物流拠点の基礎知識
Ⅱ. 輸送の概要
 1. 輸送
 2. 輸配送システム
 3. 国際輸送
Ⅲ. 約款と物流保険の概要・関連法規・関連JIS
 1. 約款と物流保険の概要・関連法規・関連JIS

試験結果

ロジスティクス2教科を受験して、「ロジスティクス管理」は合格、「ロジスティクスオペレーション」は不合格でした。わたしの業務からして、ロジスティクス管理の内容には馴染みがありましたが、ロジスティクスオペレーションに関しては、少し業務外の範囲が多かったように思います。一部不合格となってしまったものの、勉強した内容は多少なりとも身に付いたので、決して無駄ではなかったように思います。

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