基本情報技術者に比較的労せず合格した私は、応用情報技術者(スキルレベル3)たる知識もあるのではないかと感じ、受験することに致しました。
応用情報技術者とは
この試験を受験する人の対象者像は「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能を持ち、高度IT人材としての方向性を確立した者」とのことで、数年の経験を積んだプログラマやシステムエンジニアが対象とのことです。基本情報技術者(スキルレベル2)にとって、高度情報処理技術者(スキルレベル4)への登竜門として受験する人が多いようです。高度情報処理技術者試験では、情報セキュリティ、ネットワーク、データベースなどそれぞれの分野の専門性を問われるみたいですが、応用情報技術者試験ではそれら全般に係る幅広い知識が必要とされるゼネラリスト的な試験となっているようです。
試験内容
試験範囲としては基本情報技術者と同等のようですが、一つ一つの項目がより深くなっているようなイメージです。基本情報技術者の勉強を一通り実施した人にとっては、とっつきやすい内容が多いのではないかと思います。
試験は午前と午後に分かれ、午前は択一式、午後は記述式となります。ともに60%の得点率が合格基準となっていて、一通り勉強した人にとっては決して難しくない試験であると感じました。合格率は20%程度とのことで、基本情報技術者と変わらない値ですが、受験される方々のレベルがそもそも違うということで、試験の難易度は基本情報技術者より明らかに難しいと思います。
勉強方法
参考書は基本情報技術者試験の時と同様に翔泳社のものを使いました。本屋さんにたくさんの参考書が並んでいるのを見ますので、口コミを予習しつつ、最後は本屋さんで立ち読みして気に入ったものを一冊選ぶのが良いのではないかと思います。あとは、ホームページに掲載されている過去問を中心に勉強し、分からない部分は参考書で復習するという感じで勉強していきました。この勉強方法に適しているのは、分かりやすさよりは網羅性を重視した分厚い参考書であるように思います。また、任天堂DSでも応用情報技術者試験のソフトが出ていて、試してみた記憶があります。過去問を自ら整理する手間も省け、ゲーマーの自分としては、楽しく勉強できたような気がします。
試験結果
基本情報技術者試験の勉強と経験を活かして、比較的効率的に試験勉強を行い、効率的に合格に漕ぎつけたと思います。私はプログラミングを生業としているわけでもないので、このあたりまでが限界かなと思いつつも、機会があれば高度情報処理技術者試験にも一度チャレンジしてみようかなと思います。
枝野さんが経済産業大臣の時代でしたね。
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